2010年4月5日月曜日

KY曲線

心の機微を解せぬさまを俗にKYといふなり。
かかる態度は人を困惑せしめ場の空気を凍りつかせること必定なれば、しばしば侮蔑の対象となり忌避すべきと考えられしものなれど、ときに賞賛の対象となりうべし。
試みにKYの程度をX軸にとりY軸に賞賛と嫌悪という感情を当てはめてみよ。KY値が不十分のうちは嫌悪も比例して大きくなれども、ひとたび閾値を突き抜けるや賞賛へ転ずべし。この動きによりて座標に描かれるカァブをKY曲線といふなり。
歴史に例を求むれば、古代西欧にゴルディアスなる王ありて荷馬車を神殿に結びつけしに、後数百年の間、何人たりとも結び目を解くこと能わず。然しながら遠征で訪れしアレクサンドロス大王は結び目を刀で一刀両断せしめ、家来の士気大いに上げることに成功せり。これKYの功徳といふべきなり。