2010年7月8日木曜日

病院

「FJBさん、中にお入りください」

ドアを開くと白髪の医者が迎えてくれる。

「どうしましたか」

「昨日からのどが痛いんです。あと熱っぽくて頭がボーっとします」

「なるほど、ちょっと口の中を見せてくださいね…ああ、のどがだいぶ腫れてますね。熱もあるみたいだし、のどからくる風邪だと思います。よく効く抗生物質だしときますね。お大事に」

キューピー3分間クッキングよりもスピーディーに診察が終わった。てか何なの、この不気味なまでの流れのよさ。トヨタ方式?

「FJBさん、薬の準備が出来たので○番窓口まで来てください」

「FJBです」

「こちらは気管支の炎症を抑えるスプレーで毎日寝る前に軽く吸い込んでください。こっちはのどの腫れを押さえるスプレーなのでこれものど奥に軽くシュッシュッとしてください。こちらの錠剤は抗生物質で毎日三食ご飯のあとに飲んでください。小さいのは鼻水を止める薬なのでこれも忘れず。そしてこのカプセル錠の薬は・・」

いやいやいや、ただの風邪で薬をこんな大量に出されたら気が滅入りますがな。そもそも気管支の炎症を抑えるスプレーと、のどの腫れを抑えるスプレーって分ける必要あるのか。

原因を考察するに、「出すものは全て出した」というリスクヘッジと「薬の在庫をさばく」というコマーシャリズムがインセンティブとなって斯様な処置になっているものと推測。診療+薬代として250ドルをしっかり取られ、ムカムカしたせいか病院に来る前よりも症状が悪化した。なんだこれ。